こんにちは、ホワイトファング買取スタッフです。
今回は初代「機動戦士ガンダム」より「FG シャア専用ザク」を紹介します。
初めてのガンプラとして知られる旧キットのリメイク的な位置づけでリリースされたFGキットですが、今回はそのひとつである「シャア専用ザク」の紹介です。
シャア専用ザクは、初代「機動戦士ガンダム」におけるライバルメカであり、現在もなお高い人気を誇っています。
FG版のシャア専用ザクは、初代「機動戦士ガンダム」の放映後にリリースされた、いわゆる「旧キット」のリメイク版ともいえるキットであり、当時と同じ価格ながらデザインなどの各種フォーマットを見直した構成となっています。
とはいえ、そこは当時と同じ価格の低価格キットということもあり、色分けなどは全くされていない1色の成形としてリリースされました。
キットのカラーリングは、シャア専用ということで赤い色で成形されており、この頃既に技術的に確立されていた「いろプラ」は採用されていません。
また、ランナーの数も2枚ということでかなり簡略化されていることがわかります。
それでもリメイク前にリリースされたキットと比較するとパーツ数も増えており、デザインもリファインされていますので、当時と比較しても破格の完成度を誇ります。
このFG版シャア専用ザクには、当時既にリリースされていたMGなどのような派手なギミックは搭載されていません。
モノアイの可動はもちろんのこと、コクピットハッチの開閉や指の展開などは全く再現されておらず、可動範囲についてもかなり制限されたものとなっています。
しかし、このシャア専用ザクの最大の特徴はこうした派手なギミックなどではなく、そのデザインにあります。
FG版シャア専用ザクでは、PGで採用されたデザインを1/144スケールに落とし込んだものとなっており、過去にリリースされたキットと比較してもかなり優秀なプロポーションに仕上がっています。
パーツ数も少ないことからかなり手軽に組み立てることができるのですが、低価格とは思えないほどのクオリティがあります。
それだけに難点となるのが色分けが全くされていないという点です。
シャア専用ザクは赤い機体ですが、当然ながら赤一色というわけではなく関節やモノアイなど赤以外の色もたくさん使われており、同じ赤でも微妙に色が違う部分もあります。
武装として付属するザクマシンガンも赤一色なので、完成度をさらに高めるためには塗装を施す必要がありますが、そもそもガンプラとは自分で色を塗って仕上げるものなので、ガンプラの原点という意味では至極当然の仕様なのかもしれません。
FGは、今回紹介したシャア専用ザクの他にも商品がリリースされていますが、低価格帯ということから商品数は決して多くはない点が悔やまれます。
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